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振り返り①題詠blog2014_深影コトハ

大分時間が開いてしまいましたが、、
せっかく初完走で100首を残すことが出来たので、
軽く自分の詠草を振り返ってみようかなと…。

もちろん短歌なので、どのように解釈して頂いても大丈夫なのですが、
あくまでも「こんなつもりで書きました」という添え書きです。

よろしければ、しばらくの間お付き合いくださいませ。
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001:咲 満月が咲く真夜中のお電話は異国の子守唄のようでした
なんとなく、最初と最後の歌は実話にしよう、と決めていました。
この頃、とある人と毎晩のようにお電話をしていました。
ベッドの中で聴く声は、まるで子守唄のように優しく、不思議なくすぐったさがありました。

002:飲 飲み込んだ言葉が海に還るまで私を包んで 真珠のように
大人になって、言いたいことをそのまま表に出す機会は減りました。
鋭利な言葉をやわらかく包(くる)み続けていれば、いつか真珠のような光沢で輝くのでしょう。

003:育 あれは多分ファウルを告げる笛の音で2度目のキスは体育倉庫
きっと体育館では普通に試合(授業)が行われていて…いけない2人です。
ファウルの笛の音だけを遠く頭の奥の方で受けている、そんな瞬間。

004:瓶 ラムネ瓶に青い花火を映しつつ瞬間(とき)が弾けるのを待っていた
ラムネがとても好きです。縁日で見かけたら必ず買ってもらいます。
しゅわしゅわする泡も、さわやかな甘さも、10代の頃の恋に紐付くシンボルです。

005:返事 お返事の代わりに付けた傷跡がハートマークに見えますように
このテーマ、詠むまでにものすごく苦労した覚えがあるのですが、仕上がってみればお気に入りの歌の1つです。
爪を立てるしかできないのです。言葉にしないと決めたことだから。

006:員 定員に達しましたので締め切ります 私の心を退出ください
「恋は、フィーリング、タイミング、ハプニング」だと誰かが言っていました。
逆に言えば、その3つが揃っていないと、いくら縁が深くても恋は始まらないのでしょうね。

007:快 快晴の空に手足を放り投げ カミサマを捨てるのはこんな日
この歌を気に入ってくださった方をちらほらお見かけしていて、なんだか嬉しいです。
「神様」「かみさま」「カミサマ」の表記に半日悩んだ覚えがあります。

008:原 原稿の涙の跡をペンでなぞる これはキリンの書いた恋文
紙に落ちる涙の染みってキリンの体模様みたいだなぁ…と思ったところから出来た歌です。
最近触れなくなりましたが、原稿用紙には独特の色気があって好きです。

009:いずれ いずれかの来世で花と雨として触れあうことを 夢みて眠る
自分のなかで最も気に入っている歌の1つです。
熱と冷たさ、夢と現実、絶望と希望の両方を持っている歌だと思います。

010:倒 「これ以上近付けません」という印 交差したまま倒れた傘は
交差して倒れた傘は×印ですね。「この人はダメ」という警告。誰かからの。
そのふっと現実を取り戻す瞬間は、賢くて哀しいです。




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プロフィール

深影コトハ

Author:深影コトハ
半熟者の歌詠みです。
題詠blog2014完走できたごほうびにこっそりTwitterはじめました。
@cotoha_mikage

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